お付き合いしてる人と結婚をしようと両親に紹介したら大反対にあい破談に…。
その後結婚相談所に登録をし婚活を始めました。
新規入会者はすぐにお見合いの申し込みがあると聞きます。
私も何人か申し込みがあり、ある男性とお見合いに。
その方は2才年上。
仮交際のあと本交際になりました。
しかし本交際に進んで結婚の話になった時に、私が尻込みしてしまいお断りをすることに…。
どうしてお断りをすることになったのか、なぜうまく進まなかったのか。
今回も失敗談をお伝えいたします。
完全同居だった
これは仮交際の時に既に知っていたことです。
家の様子は聞いていたので、だいたいはわかっていました。
狭い敷地に3階建て、1階は半分が車庫になっていました。
そこにご両親さんさんと暮らしていて、そこで同居をして欲しいとの相手からの要望でした。
結婚当初から同居となると、2人での新婚生活を楽しむことが全くありません。
いつも家族の気配があります。
なにかあった時には逃げ場もありません。
私は核家族で暮らしていたため、子供が生まれたあとの親子3代での生活を想像ができませんでした。
一番気がかりは「嫁姑問題」でした。
これは永遠の課題です。
義父母とどのような関係を築けるかにもよりますが、しょせん他人です。
それに妹さん(いわゆる小姑)もいます。
嫁より娘の方が可愛いのは当然です。
いろんなことで干渉されないか不安もありました。
起きてないことを不安に思っても仕方のないことですが、他人が入るというのはなかなか大変なことです。
いろいろと考えていたら狭い中に閉じ込められるような感覚になっていました。
好きになれなかった
プロフィールはとてもよく、大卒、大企業勤務、身長も高い、イケメンではありませんが普通な感じ。
趣味がスキーで、アウトドア好き。ジープに乗っていました。
これだけでも少なからずお見合いのお申し込みがあるはずです。
その中から私を選んで申し込みをしてくださいました。
すごく優しい方でリードしてくれました。
ですがどうしても「いい人」から先にいけず、結婚にブレーキがかかってしまいました。
お見合いの場合、恋愛は結婚してからでも楽しめます。
それさえも想像できませんでした。
恋愛でうまくいかなかったから結婚相談所に申し込んだにのに、恋愛をして結婚したいと心のどこかにあったのでしょう。
捨てられなかった
当時は仕事をしていました。
仕事を頑張りたいと思っていましたので、この方と結婚することは退職することになります。
地元も離れなければなりません。
いろんなものを捨ててまで相手の方の家に入るとなると、ゼロからいろんなものを築かなければなりません。
かなりのエネルギーが必要です。
それでも結婚したい、一緒にいたいという気持ちがわいてきませんでした。
捨てなければ新しいものも入ってきません。
でも私は捨てる勇気はありませんでした。
覚悟ができていなかった
心の底から結婚したいと望んでいなかったのです。
両親に「早く結婚をしろ!」とせかされていたからでしょう。
親の干渉から逃れたいため、一時的にも小言を言われないため。
現実逃避をしていただけでした。
そんなことをしていても、誰も幸せにはなりません。
自分も苦しいし、親も喜ばない。
心配でしかたのない両親のために、自分の気持ちを抑えていただけでした。
だから交際相手としっかり向き合って結婚に進む覚悟なんてありませんでした。
相手の方には申し訳ないことをしたと思っています。
親子関係が悪いと結婚は難しい
私のように両親が過干渉だと、何かにつけていろいろ言われます。
とにかく早く結婚すればそれでいいと思っていたようです。
なのに世間体を気にして、6才下の彼を紹介したときは大反対でした。
結婚するのは私自身なのですが、自分たちの心配をなくしたいがために結婚を急がせました。
そんな親から早く逃れたいために焦っていたのもあります。
そのうえに私自身に何の考えもありませんから、うまくいくわけがありません。
何のための誰のための婚活なのかわからなくなっていました。
まとめ
私自身に婚活の目的も覚悟も何もないまま進めていたので、嫌な思い出になってしまいました。
もしもその方と結婚していたら、また違った人生になっていたでしょう。
婚活の目的が
両親から逃れたいため
だったのでうまくいくわけがありません。
結婚して誰かとともに幸せに暮らしたい
これが本来の目標であり婚活する理由です。
私のような不純な動機で婚活するのは、目標が違います。
もしもうまくいかなかったら両親を恨んでいるでしょう。
失敗したから気が付いて考え直すことができます。
幸せに向かって軌道修正をすればいいのです。
実際私は結婚して夫と楽しくやっているのですから。