【私の失敗談その1】親が反対するから結婚できない|それ誰のための結婚?

親が早く結婚しなさい!とうるさくて毎日辛いことありませんか?

何かにつけて口出しをしてきて…。

顔をあわせれば結婚、結婚の連発。

せっかく結婚したいと彼を親に紹介しても

気に入らない

恥ずかしい

と反対する始末…。

親からの要望が多いとなかなかうまくいきません。

きなこ

私は親の反対で破談になったことがあります。

自分たちの考えを押しつけて、本人の意思より自分たちが心配で仕方ないのです。

もしも相手が危険であったり人としてあり得ないと判断して反対するのなら理解できます。

大切なのは、結婚するのは親でなく自分です。

最後に責任を取らなければいけないのも自分です。

普通に考えたら親はずっと生きているわけではありません。

だからといって親が生きているあいだずっと親の言いなりというのも違います。

親がうるさくて結婚につまずいてる方、私の失敗談を参考にして少しでも前に進めたら嬉しいです。

目次

私の失敗談

結婚が破談になったのは当時私は28才、彼は22才。

仕事の関係で知り合い2年ほどお付き合いをして結婚しよういうことになりました。

彼のご両親も遠路はるばる挨拶にみえました。

しかし私の両親は大反対。

両親に彼や彼のご両親のことでいつも嫌みを言われていました。

あるとき両親と彼が些細なことでぶつかりました。

そのうち彼も私の両親の悪口を言うようになっていました。

そんなことが積み重なりついに堪えかねて私が彼に結婚をお断りすることに…。

なぜ破談になったのか?

何が原因だったのかみていきましょう。

年の差がありすぎて反対される

男性が6才も年下なのは世間体が悪かったのでしょう。

そして若いから世間を知らなさすぎるということを言われました。

お前が苦労する」と。

何がどのように苦労するのかは明確な答えはありませんでした。

先のことを悲観してただ自分たちが心配したくなかったのでしょう。

しかし数年後私の知り合いのご夫婦に衝撃を受けたことがあります。

その同年代の奥様の夫は10才年下でした。

お子様もいらして楽しく暮らしていました。

結婚のいきさつはわかりませんがとても素敵はご夫婦だな~と心が温かくなったのをおぼえています。

そしてもうひと組、ある習い事の女性の先生でしたが、彼女は29才、お相手が21才でのご結婚でした。

どちらも私たちより年齢差があるのに結婚できたことに衝撃であり、羨ましく思いました。

最近は夫の年齢は関係なく当人たちが幸せなら問題ないですよね。

当時の私には年齢差は私たち二人のあいだに支障はないと、親を説得させるだけの覚悟がありませんでした。

親が過干渉

子供の頃から過干渉だったので、親の言う通りにしていないといつも怒られていました。

特に父親に怒られるのが怖くて、自分から何かをお願いすることはめちゃくちゃ勇気が必要で心臓が飛び出そうなほど緊張しました。

なので年下である彼を両親に初めて会わせたときは、生きた心地がしませんでした。

なぜなら彼の話を初めてしたときに、両親はかなり不機嫌でしたから。

私自身の結婚なのにとにかく干渉されていました。

両親が昭和脳の固定観念

私の両親は親が決めた結婚相手でした。

それも2回顔を見ただけで結婚。父は28才、母は22才。

当時は夫が年上が当たり前の時代。

両親も祖父母から干渉されていたようで私を

「早く結婚させろ!いき遅れる!」

と私が二十歳(はたち)になった途端矢のような催促があったらしい。

昔と違い恋愛結婚が主流となっていたし、結婚適齢期(当時は重要視されていた)も上がっている。

私はといえばとにかく仕事を頑張りたいと思っていたので、そんなに早く結婚する気はない。

なので母のように20代前半で結婚しようなんて考えは微塵(みじん)もありませんでした。

しかし父親は私が23才のとき

「いつになったら結婚するんだ!」

とお怒りに…。

「25才くらいかな~」

とその場を逃れたくてなんとなく答えました。

そして25才になった途端

「お前結婚するっていってたよな?」

とまたもや父親が怒ってきました。

25才はいき遅れと…。

私の友人が24才で授かり婚をして、早いな~と思っていた当時。

自分たちの昭和の固定観念を押しつけて、思うようにならないと怒っている両親に辟易しました。

それと同時にもの凄く自分を否定されていると感じていました。

そして怒られることにいつもビクビクしていました。

親との関係悪化が怖い

自分の中に

「親に反対される結婚はよくない」

という固定観念が無意識にできていました。

なので「反対されようと絶対結婚してやる!」という強い意思はありませんでした。

なぜなら親との関係は結婚後もずっと続いていくのですから。

親に反対されたらずっとそれを引きずっていくことになるかもしれないと、怖かったのです。

親と絶縁する勇気もなかったのです。

結婚生活を具体的に描いていなかった

結婚後二人でどのような生活をするのか、どこに住むのか、自分の仕事はどうするのか、などいろんなことを具体的に二人で話をしていませんでした。

だから両親にしっかりと説明ができず、説得ができなかったのです。

ただ一緒にいたいから結婚するという選択になっていました。

「私たちには確固たる信念があって、絶対二人で幸せに生活をしていくんだ!」

という決意もないまま、両親に話をしてしまい見事に大反対。

両親はそれを見透かしていたのかもしれません。

親離れ子離れできていなかった

私は両親からなにかと認めてもらいたいといつも思っていました。

自分たちの思い通りにならないとすぐに怒る両親でしたが、憎みつつももっと優しくして欲しいと思っていました。

職場の同僚から親離れできてないと指摘されたこともありました。

親の愛に飢えていたのです。

両親は両親で自分の子供を思い通りにすることで自分たちを満たしていました。

親は子供を縛りつけ、子供は親から離れられない。

「共依存」というのですが、どこか歪んでいたのです。

こういう親子は世の中にたくさんいますが、結婚ができない原因失敗する原因にもなっています。

まとめ

当時の私は親が怖くて思い切れませんでした。

今は結婚相談所で知り合った夫と楽しく暮らしています。

もしも破談になった彼と結婚していてもそれなりに楽しくやっていたでしょう。

ですが何が正しいのかはわかりません。

親は子供が不幸になって欲しくないという思いがあります。

だからこそなんとかしてあげたいと口を出してきます。

でもそれは親の自己満足でしかないのです。

そして親が全て責任をとれるワケではありません。

あなたの人生はあなたのものです。

その代わりあなたが責任を負うのです。

もしも「このひとだ!」と思える相手なら飛び込んでみるのもいいでしょう。

何か迷うのなら相談するもありです。

ただし関係性にもよりますが親に相談すると結婚が厳しくなる場合があります。

親が反対だから結婚を諦めるのか?

親が納得した相手でないと結婚できないのか?

誰のための結婚ですか?

あなたが後悔のない結婚生活を送れるよう、私の失敗談を参考にしていただけたら幸いです。

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