- 見た目ってそんなに重要?
- 会話が大事って聞くけど?
- フィーリングが合えば仮交際に進めるでしょ?
私も最初はそんな風に思っていましたが大間違いでした!
お見合いでの第一印象で仮交際に進むのか。
はたまたお断りされるのか。
わずかな時間で決まってしまうのですが、その時間がわずか6秒!
会話もそこそこに最初の挨拶だけで決まってしまう恐ろしさ!
初めて会った相手にどんな印象をうけるのか。
逆に与えているのか。
考える隙もなく決まってしまってるのですね。
なぜお見合いで最初6秒の第一印象が超重要かお伝えします。
第一印象が超重要のワケ 〈メラビアンの法則〉
大事なことは出会ってから6秒でその人の印象が決まります。
人は最初に出会った時の印象が残りやすい傾向です。
プロフィールを見ていても最初に目が行くのは写真ですよね?
それからプロフィールの内容を見ていきます。
その時点ではただ「いいな~」という印象を受けただけに過ぎません。
プロフィールを見ているだけでは印象としてはまだまだ薄い段階です。
やはり実際に会ってみてその人のことがわかるのですから。
お見合いで最も重要なのは第一印象です。
そしてわずか6秒が勝負!
ここで相手に対する気持ちまで決まってしまう可能性があります。
ではなぜ6秒が超重要なのか?
人の印象の決め手になるメラビアンの法則というものがあります。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアン
(カリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学名誉教授)が1971年に発表
自分が発する情報が相手に与える影響としての割合を示しました。
・ 視覚: 55%
・ 聴覚: 38%
・ 言語: 7%
わずか3~7秒で相手に与える印象が決まります。(この投稿では6秒としています)
ではお見合いの場合、具体的にどのようなものでしょう。
視覚情報(見た目)
ポイント | 着目点 |
---|---|
顔の表情 | 笑顔か? 表情はどうか? |
視線 | 視線の向きは? |
身振り | 身振りでの表現は? |
詳しく見ていきましょう。
顔の表情
お見合いに限らずいつも笑顔を絶やさずにいることはとてもよい印象を与えます。
安心感もあります。
お見合いで笑顔以外の表情はとても気になります。
同じ笑顔でも相手に不快感を与えることがあります。
口元だけでなく目元が笑っていると優しい表情になります。
視線
相手に視線を向けますが、あまりじっと見てしまうのは威圧感を与えます。
目を見るのが難しい場合は、相手の鼻のあたりを見ると話しやすくなります。
かといって下やよそを向いて視線が合わないのは相手に興味がない、話す気がない、何か不快に思っていると捉えられてしまいます。
なので時々視線を合わせるようにします。
身振り
多少の身振りがある方が会話を楽しんでいるように感じられます。
逆に身振りが全然ないのは、緊張もありますがとてもカタく感じます。
面接ではないので、お互いリラックスできるよう多少の身振りがあると和みやすくなります。
聴覚情報(話し方)
ポイント | 着目点 |
---|---|
話す速さ | 速すぎ 又は 遅すぎないか? |
声の大きさ | 大きすぎ 又は 小さすぎないが? |
間の取り方 | 適度な間で聴き取りやすいか? |
詳しく見ていきましょう。
話す速さ
おしゃべりな方は話す速さがどうしても速くなり一方的になりがちです。
逆に遅すぎても会話がはずみにくです。
会話のキャッチボールがしやすくなるよう相手のペースに合わせます。
聞き取れる速さで話しましょう。
声の大きさ
声が大きすぎるのは周囲に迷惑であり一緒にいる人が恥ずかしい思いをします。
逆に小さいと何度も聞き返すことになり会話も途切れがちです。
周囲の状況に応じた声の大きさで相手に聞き取れるよう適度な大きさの声で話します。
間の取り方
話し上手な人は適度な間をとっています。
その間は相手に考えさせたり、次の話の展開であったり、こちらの話に引き込むために使います。
あまり長すぎる間は場をシラケさせたり、居づらくなる原因にもなります。
適度な間は会話がはずむためにも必要なのでうまく活用しましょう。
言語情報(話の内容)
ポイント | 着目点 |
---|---|
話の順番 | 支離滅裂になってないか? |
話の内容 | 相手に興味を持ってもらえるか? |
わかりやすさ | 相手が理解できているか? |
話の順番
自分が話すことに夢中で、話がいろんなところに飛んで支離滅裂な方がいらっしゃいます。
一方的に話をするのではなく、相手と会話をすることはお互いを知るために大切なことです。
相手が理解できるようわかりやすく順番に話しましょう。
順番がバラバラでは相手は話のつじつまを考えることに頭を使い、内容まで理解できません。
一つの話が終わってから次の話をするよう、ゆっくりでいいので順序よく話しましょう。
話の内容
相手を思いやった内容の話をしましょう。
お互いの共通点を見つけたり、最近の楽しかったことを話したり、笑顔なる話題は会話がはずみます。
お見合いではタブーな内容もあります。
相手が不快にならないよう話す内容は気をつけたいものです。
以上のようにメラビアンの法則の解説をしました。
相手に与える第一印象の要素っていろいろあるのね!
会話中に気をつけたい要素はたくさんありますが、実際は会った瞬間のわずか6秒で第一印象は決まってしまいます。
この6秒、お見合いでは仮交際に進めるかどうか、この時に決まってしまうと言っても言い過ぎではありません。
過去に私もありました。
会った瞬間「あ、なんか違うかも…」ということが。
写真のイメージと違ったときでした。
写真では爽やかな印象を受けたのですが、実際は…。
これは自分にも当てはまることで、相手にも同じように思われているかもしれません。
そしてこの第一印象はすぐには覆らないということです。
お見合いで相手の自分に対するイメージは最初の段階で決まってしまったら、その後どんなに会話がはずんでも仮交際に進む可能性はかなり低くなります。
お見合いの席で出会った時以外にも実はすでに仮交際の返事がNOとでている場合があります。
ちょっと早すぎないっ?て思いますよね。
でもあり得ない話ではありません。
既に見られている
お見合いは家を出たときから始まっている
私の場合です。
お見合いの待ち合わせは結婚相談所でした。
そこで顔合わせをしてから、外のカフェでお茶をしながらのお見合いでした。
駅から結婚相談所の中に入るまでに、お見合い相手に出会わないかいつもキョロキョロしながら歩いていました。
お見合いの前には必ずお手洗いに行きます。
結婚相談所内のお手洗いはバッタリ会いかねないので、必ず外で済ませます。
ある日のお見合いで、なんと結婚相談所の建物へ入る入口でバッタリ。
軽く会釈をしましたが、心臓はドキドキ。
家に帰って思い返した見たら、笑顔もないし「こんにちは」のひと言もない。
相手はどう思っただろうと、相手がどんな人だったか考えるより自分の心配をしていました。
待っている間も見られている
ホテルのラウンジやカフェでのお見合いで、現地での待ち合わせだったとします。
その時にラウンジやカフェの入口で「あの人かな…」と相手を探しますよね。
その時の待つ様子がこのようだったらどう思うでしょう。
- 仏頂面でスマホを見ている。
- 壁にもたれかかってダルそうにしている。
- 夏場汗だくで髪も乱して待っている
声をかけらえた途端、人が変わったように満面の笑みで話しかけられたら…。
先ほどまでの様子を考えるとお見合いをする気があるのか、いつもそういう感じなのか、疑ってしまいたくなりますよね?
席についてお見合いが始まる前から、第一印象が決まってもおかしくありません。
ではどうしたら好印象を持たれるでしょう?
- 緊急以外スマホは見ずに少し微笑んでいる。
- 壁にもたれず姿勢は真っ直ぐにしている。
- 夏の汗臭さは幻滅されます。早めに来て汗を拭いたり汗対策をしておき、身なりを整える。
以上はほんの一例です。
好き嫌いの基準は人それぞれ違います。
ですが初対面だからこそ第一印象を最高のものにするためにスマートさが必要です。
そのスマートさ、普段から意識してないと自然にはできません。
自分がもしも見られているとしたら?
そこで自分の運命が決まってしまうとしたら?
片時も気を抜けません。
お見合いの席につく前から実は「お見合い」は始まっています。
良縁を引き寄せるために見られているという意識は常に持ってください。
入ってくる瞬間から見られている
結婚相談所でお見合いの待ち合わせをしたときのことです。
私が先に到着して相手の方を待っていました。
いつ来るかと入ってくる瞬間をドキドキして待っていると、時間ギリギリになって相手の方が到着しました。
急いできたのか息を切らし、頭はボサボサ…。
席についても落ち着きがありませんでした。
事情があったかもしれませんが、遅れる連絡をいれて身なりを整えてきてくれる方がまだよかったな~と思いました。
ですが時間ギリギリというのは、その人のお見合いに対する心構えが垣間見えた感じがして仮交際はお断りしました。
そしてこうならないように自分も気を付けなくては…とどんな時も見られていることを再認識しました。
婚活は友達と会うような感覚ではうまくいきません。
自分の今後の人生が決まる一世一代の大仕事です。
常に自分を意識し相手を意識していないとうまくいきません。
プロフィールに始まりお見合いでもあなたは常に見られいます。
会話やフィーリングの重要度はじつは2番め
最悪だと覆らない
第一印象が最悪だった場合、そのあとどんなに相手に印象よくしようと接しても、覆すことは難しいです。
お見合いでもの凄く会話が盛り上がり、とても合う気がするしいい感じだな~と思って、仮交際にOKの返事を出したとします。
相手もOKするに違いないを思っていたら、NOの答えが…。
恐らく第一印象が悪かったのでしょう。
会った瞬間に答えが出てしまって、どんなに会話がもりあがあっても答えは変わらなかったのですね。
同じ印象でも気になる、気にならないは人それぞれです。
最初の印象がいまいちだったけど、付き合ううちに変わったという人もいます。
お見合いは一発勝負なうえに第一印象が超重要です。
最初の6秒が最悪にならないよう自分を磨くことが必要です。
まとめ
お見合いは第一印象が超重要なうえに6秒で決まってしまう理由をお伝えしました。
お見合いは席につく前から始まっています。
常に見られていることを意識して行動し、婚活をうまく進めていってください。
それにはお見合いに対する心構えも重要ですし、自分磨きも必要です。
日常生活とは縁のないことをする必要もあるため、なかなか行動にできないこともあります。
ですが結婚したいと望むなら見た目と行動を変える必要があります。
第一印象であなたの運命が決まることを決して忘れないでください。